2012年12月23日日曜日

液体ガラス(ガラス塗料)に抗菌性、抗ウイルス性を持たす。

ネットをみれば、液体ガラス\(^^@)/といったホームページを見ることができる。抗菌性がある事をアピールするページもある。でも公的機関というか第三者機関の試験データがない。だいたいアルコキシラン系にそんなに相性のいい材料があるわけがないと開発している人はきっと思っている。ある大手紡績メーカ系列の液体ガラスはN-ブタノールを混ぜてカビが出やすいポリエチレングリコールの代わりにしているが、所詮そのレベルで終わってしまうだろう。液体ガラスに積極的に抗菌性の付与はできないはずだ。なぜならこれは、化学品を作る発想でなく医薬品を作る発想が必要だからだ。そんな問題が存在することを杞憂して、抗菌性、抗ウイルス性を持つ液体ガラス(ガラス塗料)を開発して、大腸菌、ブドウ球菌、カビ菌に対応できるようにした。大腸菌、ブドウ球菌、カビ菌は公的機関での試験に合格し、あとはノロとインフルエンザの試験を行う予定である。この分野は塗料の分野を大きく離れて、薬剤の世界であるのだが塩素の代替えを研究していた時期があってうまくできてしまった。この液体ガラスは少しは話題になるだろうなーと思いつつ、年末に向かおうとしている。

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