2012年12月23日日曜日

常温で固まるガラスって、、、その2

ゾルゲルはシリカ微粒子であるシリカゾルを触媒を使用して加水分解させてシリカゲルを得る方法である。シリカゲルはガラス前駆体であり、酸触媒を使用すれば湿潤ゲルを形成し、500度で焼結することでガラスとなる。反対に塩基触媒を使用すれば加水分解というより珪素原子のアルキル基を崩壊させて水酸基に置換させる現象が起きる。この酸塩基反応を同時に引き起こすとシリカゲル内に水分が滞留できなくなりシロキサン結合が進みガラス化する。触媒のお勧めはアンモニウム+オクチル酸ジブチル錫。今は使用できるかわkらないが。5年前くらいTEOSにSCAT8とアンモニアを混合した溶媒を加えたらガラス化した経験もある。フッ化アンモニウム(錯体)もいいと思う。

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