2014年3月2日日曜日

2年間ぶりでブログを再開します。この間色々ありましたが、なんと事業ベースまで持ってくることができました。これから一生懸命ブログを書いて行こうと思います。(もうフェイスブックには帰らない決心で。)

2013年3月30日土曜日

塩田政利氏 未来シアター4月5日 11時45分から登場
「番組予告」から
二人目の革新者は、液体ガラス開発者・塩田政利。
コンクリートや木材の表面を液体ガラスでコーティングし、建造物の寿命を飛躍的に延ばすことに成功。コンクリート事業で働いていた際、技術者から「せいぜ い50年」といわれ、長期耐久しないのは資源の無駄遣いと開発の道へ進んだ。完成後、寺社仏閣・公共施設などから注文が殺到。「自分のため」ではなく「そ の先の人々のため」に新たな製品を考案中。

2012年12月24日月曜日

ガラス質塗料でノロやインフルエンザに対抗する。

これは非常に簡単にできます。ウイルスは菌類のように殺すことはできない(なぜなら、生物でないから)不活性化することは簡単にできる。すでに大腸菌やブドウ球菌には殺菌性を持たせることができ、試験機関で実証してもらったので次ぎにウイルスの試験に入る予定。

2012年12月23日日曜日

液体ガラス(ガラス塗料)に抗菌性、抗ウイルス性を持たす。

ネットをみれば、液体ガラス\(^^@)/といったホームページを見ることができる。抗菌性がある事をアピールするページもある。でも公的機関というか第三者機関の試験データがない。だいたいアルコキシラン系にそんなに相性のいい材料があるわけがないと開発している人はきっと思っている。ある大手紡績メーカ系列の液体ガラスはN-ブタノールを混ぜてカビが出やすいポリエチレングリコールの代わりにしているが、所詮そのレベルで終わってしまうだろう。液体ガラスに積極的に抗菌性の付与はできないはずだ。なぜならこれは、化学品を作る発想でなく医薬品を作る発想が必要だからだ。そんな問題が存在することを杞憂して、抗菌性、抗ウイルス性を持つ液体ガラス(ガラス塗料)を開発して、大腸菌、ブドウ球菌、カビ菌に対応できるようにした。大腸菌、ブドウ球菌、カビ菌は公的機関での試験に合格し、あとはノロとインフルエンザの試験を行う予定である。この分野は塗料の分野を大きく離れて、薬剤の世界であるのだが塩素の代替えを研究していた時期があってうまくできてしまった。この液体ガラスは少しは話題になるだろうなーと思いつつ、年末に向かおうとしている。

常温で固まるガラスって、、、その2

ゾルゲルはシリカ微粒子であるシリカゾルを触媒を使用して加水分解させてシリカゲルを得る方法である。シリカゲルはガラス前駆体であり、酸触媒を使用すれば湿潤ゲルを形成し、500度で焼結することでガラスとなる。反対に塩基触媒を使用すれば加水分解というより珪素原子のアルキル基を崩壊させて水酸基に置換させる現象が起きる。この酸塩基反応を同時に引き起こすとシリカゲル内に水分が滞留できなくなりシロキサン結合が進みガラス化する。触媒のお勧めはアンモニウム+オクチル酸ジブチル錫。今は使用できるかわkらないが。5年前くらいTEOSにSCAT8とアンモニアを混合した溶媒を加えたらガラス化した経験もある。フッ化アンモニウム(錯体)もいいと思う。

2012年12月22日土曜日

常温で固まるガラス、そのメカニズム その1

常温で固まるガラスって、、、何??? というあなた。当然ですその感覚。でも車にはガラス系コートが大流行 ではそのメカニズムを解説しましょう。事の発端はこんな事を考えた学者がいました。「有機溶媒にガラスの成分を入れて溶かし込んで、有機溶媒が揮発したら、ガラスの膜が常温でできるのではないか」発想は1970年代、そうアップルが創業した時代でした。でもそこからなにも始まりませんでした。なぜならば、有機珪素と呼ばれるアルコキキシランが高価だったためです。時代は流れ、アルコキキシランも1990年代では一定の市場を得られるようになります。アルコ低温でガラス質を得る研究が盛んになります。それがゾルゲル法と呼ばれるガラス形成方法です。このゾルゲル法を変性化させたものが液体ガラスと変わっていくのです。

木材の劣化診断

笹子トンネルの崩落事故が金属ボルトや接着剤の劣化なのか、手抜き工事なのかはわからないが、構造物を管理する側から見れば他山の石ではないはずだ。これは木材を使用した木造構造物も同じことが言え、さらに木材を使用する場所は最も人間に近い場所に置かれていることを十分理解しなければならない。腐朽やシロアリ被害は被害の発見と、その結果、強度が落ちてしまっている問題をどうするかが大きな問題になる。木材の劣化の調査はコンクリートより簡単だがそれでも難しい。なぜ難しいか、、、それは大部分のコンクリートの劣化はゆっくり進むので対処の仕方が十分検討できるが、木材の劣化は気がついた時はすでに遅く、廃棄するか一旦ばらしてリフォームせざるを得ないのが現実だからだ。